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横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア

横須賀基地で働く日本人にとって残された道は、彼らとの共存しかないのか・・・

フィリピン人のおばちゃん達vsドライなアメリカ人達

フィリピーノ・マフィアとの闘い

私が働いていた施設には、常に腰が痛い、膝が痛いといって働いていたフィリピン人女性が数人いました。さすがに顔を合わせるたびに言われると、「そうなの、大変ね」というのも面倒くさくなる時もありましたよ。

http://www.flickr.com/photos/68751915@N05/6869768383

photo by 401(K) 2013


だけど私がベースで働いていて気がついたのは、こういう「年老いても働いている私達って可哀相でしょ。そこらへん考慮してワークスケジュール作って頂戴」という要求に対し、アメリカ人達はとってもドライであるということです。

日本人ならばそういうポーズに負けてしまって、なるべく楽なところに配置してしまいそうじゃないですか。シフト調整とかもしそうだし。だけどアメリカ人はそうじゃないんですよ。
いくらドライな彼らとはいえ、施設内の中での異動はもちろん配慮してくれます。ただ異動した結果職種が変わる=仕事の等級が下がる=給与が下がるとフィリピン人のおばちゃん達は困るから、文句を言いながら働き続けます。となると後はもうはっきりとこう宣告されるのです。

「この施設で働いているということは、与えられた業務は皆平等に遂行してもらう。それができないのなら、他のところを探したほうがいい」

これを言われると、おばちゃん達は黙ります。
賞与・地域手当・住宅手当・通勤手当・扶養手当・退職金という待遇があるIHA/MLCというポジションを、これから彼女達の年齢で探そうとするのはやはり難しいのです。いくら年齢や性別が日系企業ほど選考に影響しないベースの中の仕事といえ、今は狭き門ですからね。

しかも肉体労働ではなく知的労働となると、フィリピン人のおばちゃん達には「会話、読み書きに置いて英語・日本語が堪能であること」という高い壁が立ちはだかります。その壁があるからこそ、日本人の勤労の機会が守られているとも言えますけどね。