横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア

横須賀基地で働く日本人にとって残された道は、彼らとの共存しかないのか・・・

たかられても愛している~フィリピン人達の家族愛

ぽこぽこ産んではフィリピンに送り、自分は日本で働き続けている、アナというフィリピン人女性がいました。送り返された子供達は、母親が日本で働いて送金してくれるので、フィリピンでは比較的恵まれた生活をしていました。
その子供うち娘が一人、事前に連絡することなく日本にやってきたのです。なんとその子の叔母(アナの妹)がサプライズを企画して、一緒に日本に連れてきたのです。もちろんその叔母も、姉であるアナに養ってもらっています。

サプラーイズ!!!!!


その娘がベースの母親の就業場所に現れた時、母親であるアナは一瞬自分が何を見ているのかわかっていないようでした。そして次の瞬間、歓喜の悲鳴を上げたそうです。
周りにいたフィリピン人の同僚達も感動しました。だけどその感動も2,3分すると消え、フィリピン人達がひそひそとこう話し始めたそうです。

「飛行機代や宿泊費は誰が出したんだろうね」

いや、そりゃ自分達じゃないの?と思うじゃないですか。だから私はそう聞いてみましたよ。
だけど違うんですって。

「飛行機代も、それからサプライズだからホテルも自分達でとってあるはずでしょう。どうやって出したんだろう・・・。ホテル代も、日本で働いている母親が出してあげないと、彼女達はこんな風に日本に来れないはずなんだもの」

日々の生活資金を送金してくれている母親に、渡航費も出せというその子達(彼女達自身も子供がいる年齢です)は、フィリピンでは悠々自適の生活を送っています。
どこまで母親に依存すれば気が済むのか、私には想像がつきませんでした。

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photo by Andy*Enero

他にはフィリピンに暮らす父親にワゴンを買ってあげて「これで商売でもして」と言ったところ「じゃあその開業資金も送ってくれ」と言われたフィリピン人の話とか、もうざらですよ。実の父親に言われるんですよ?

 <家族に裏切られても送金をストップできないフィリピン人達  より引用>

それでも「愛してる」といえるのが本当にすごいと思うのです。フィリピン人って家族をすごく大事にするじゃないですか。家族間での愛情表現も豊かだし。
もちろん彼らは喧嘩もしますよ。

私がまだベースで働いていた頃、朝出勤するとロッカールームからタガログ語で怒鳴るように話す声が聞こえてきました。話していたフィリピン人同僚女性は電話を切るとこういいました。

「フィリピンで暮らしている母親から電話だった。今月少し送金額が少なかったの。私も色々お金が必要だから・・・・。そしたら母親に『こっちは大変なんだから、ちゃんと送ってよ!』っていわれたの。だからこっちだって大変なの!っていった」

こんな風にたかられ続けても、やはり家族は大好き、愛しているっていうんですよね。
わたしにゃ無理だ。

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