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横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア

横須賀基地で働く日本人にとって残された道は、彼らとの共存しかないのか・・・

フィリピン人従業員に媚びない日本人従業員達を見て学んだこと 今変われない人は、来世も変われない

フィリピーノ・マフィアとの闘い


横須賀基地で勢力を拡大し続けるフィリピン人達。彼らの身内贔屓はすごいものがあります。同胞意識の強さは韓国人ですらフィリピン人の足元に及びません。

「なんで日本にある米軍基地で第三国からやってきたフィリピン人がえらそうにしているの?」

それは日本にある基地だから可能なことなのです。日本人ってやっぱり協調性を重要視するんですよ。

衝突を恐れる。
波風立てたくない。

 

 アメリカ本国の米軍基地ならここまで繁殖できなかったはずです(ただしサンディエゴを除く)。

フィリピン人女性社会の年功序列

 フィリピン人社会、特に女性社会は年長者が絶対です。この独自の社会・文化を横須賀基地内でも拡大している彼女達ですが、和を重んじすぎる日本人はここでフィリピン人の威張り散らしているおばちゃん達に気を遣いすぎるせいか、ストレスを溜める人がいます。

かつての私もそうでした。

「フィリピン人のおばちゃん達には可愛がられていたほうが絶対楽だって。仕事もやりやすいよ」

他の施設で働いていた日本人従業員のアドバイスに従って、実にうまくやっていたと思います。

フィリピン人社会にまったく歩み寄らないアメリカ人従業員達

些細なことでフィリピン人従業員達から指示・命令されることに嫌気がさしている日本人従業員は大勢いました。例えば仕事の等級は同じだから、立場は同僚のはずなのに、年齢が上だからというだけで強気に指図してくるフィリピン人従業員は大勢いたし、自戒を込めて書きますが、彼女達をのさばらせていた日本人従業員にも問題はあります。

http://www.flickr.com/photos/24980719@N06/2916265361

photo by CircusMidgetsGoneWild


だけどアメリカ人従業員達は彼らの好きなようにはさせないというか、歩み寄らないのです。フィリピン人のおばちゃん達は、若いアメリカ人従業員達にもかなり強気に出ます。だけど彼らは"You're not my boss. You're just older."「あなたは私の上司ではない。ただ年上なだけ」というのをはっきりと態度に出します。


「日本人は言うことを聞いてくれるのに、なんでアメリカ人は聞いてくれないんだろう・・・・」

とフィリピン人のおばちゃん達は思うでしょう。アメリカ人はあなた達の言うことを聞く必要がないからですよ。なぜならそこは米軍基地なのです。アメリカ人が優位で当然の環境です。

ある晩フィリピン人の年配の女性従業員が、指を使った大げさなジェスチャーで、私に指示を出しながら通り過ぎたのを、アメリカ人女性従業員がたまたま見かけました。
私はそういう風にされることに慣れていたので、はいはい、わかりましたよという顔だけして聞き流していたのですが、そのアメリカ人女性従業員(立場は私達よりも上)が後から私のところにやってきて、こう聞きました。

"Is she your boss?"

彼女は施設で働きだして日が浅かったため、スタッフの等級による実際の序列と、フィリピン人のおばさん達が勝手に決めた序列の間に違いがあることをよく理解していませんでした。

"No, she's not my boss."
「いいえ、彼女は私のボスではないわ」

"Then she shouldn't be bossing you around. She's not even authorized to tell you what to do."
「じゃああなたに対して偉そうに命令するべきではないわ。彼女はあなたにあれをこれをしろという権限すらないのよ」

それはわかっています。書類上は対等。だけどフィリピン人達が勝手に決めた見えない序列に逆らうと面倒なんですよ。アメリカ人は絶対こういうことに屈しません。日本人にもこういう従業員はいました。その数は少なかったですけどね。

フィリピンパブ仕込のギャグに愛想笑いすらしない日本人男性従業員

フィリピン人従業員達の多くがフィリピンパブ勤務の経験があります。ですから演歌も結構うたえますよ。話がそれましたが、彼女達が好むジョークがあります。例えば誰かが2ドルの商品をレジに持ってきたら「お兄さん、200ドルねー!!!」と元気に言うのがそれなのですが、

関連記事:フィリピーナの日本語がいつまでたっても上達しない理由


児玉さん(仮名)という日本人男性従業員は、これに対しにこりともせず、さっさと商品だけ出してくれよという気持ちが表情にありありとにじみ出ていました。フィリピーナの相手をする気、まっっっったくなし!そしてさっさと商品だけ持って歩いていきました。
私はその様子を見てなんて格好いいのだろうと感心しました。私にはできない。

そして後日、他の日本人男性従業員と話していたら、その場面の話題になりました。

「児玉さんを見ていて羨ましいなぁと思いました。ああいう風にやりたくても、なかなかできないでしょう?」

「そうだよね~。俺も面倒くさいから、ついついうまくやろうとしちゃうけど、実は児玉さんって(空中に「P」と書きながら)大嫌いなんだって。
異動してくる前の施設で、相当嫌な思いをしたらしくて。マリアさんもわかるでしょう?あいつら、一人一人見るといいやつなんだけど、横須賀基地でやつらの勢力が大きくなりすぎちゃったんだよ」

「私もうまくやろうとしてしまって、つい自分が我慢してしまうんですよね。だけど私も来世は児玉さんのように生きようと思います」

「マリアさん、今すぐ変われない人は、来世も変われないよ」

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