読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア

横須賀基地で働く日本人にとって残された道は、彼らとの共存しかないのか・・・

【送金やめたよ!】たかられることに疲れたフィリピン人

フィリピン人の悲哀、心の支え

昔こんな記事を書きました。

たかられても愛している~フィリピン人達の家族愛 - 横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア


こういうフィリピン人ばかりではありません。たかられることに疲れ、嫌悪するまでになってしまったフィリピン人女性がいます。過去記事にも登場した安定したキレキャラ・アンドレアさんです。

フィリピンには時々帰りたい。だけど故郷には帰らない

食べ物、言語の壁のない生活など、フィリピンを恋しく思うのはアンドレアさんも同じです。だから年に一度くらい帰るそうですが、たかられるのが嫌なので故郷にはぜっったい帰らないそうです。その代わりにお忍びで帰国して、お友達のところにお世話になります。私はアンドレアさんの話を聞いて、人間として彼女のように思うのが普通だよなと思いました。

「地元に帰ると、自分の家族だけじゃなくて遠い親戚まで集まってくる。そしてその遠い親戚のガキまでお金を無心してくる。子供達がバルゥ、バルゥと言って近づいてくると、顔では笑ってお小遣いをあげるけど、心の中では『バルゥは夜しか売りに来ないんだよこのバカ!!!』と吐き捨てている」

日本に行くと親戚が増えるっていうのは本当みたいですね。まるで芸能人が売れた途端親戚が増えるのと同じじゃないですか。

「今までまったくつきあいのなかった遠い親戚が私の帰国を狙ってやってくる。そしてこういうの。『子供が病気なの・・・・』お金のない生活がどんなに大変か自分もわかるから、お金をあげてしまう。その繰り返しだった。
だけどね、フィリピンにだって仕事がないわけではない。贅沢を言わなければあるんだよ。なのに皆私に頼って働かない。私は一人なのに、金をくれという人間が多すぎる。どうしたらいいっていうの?私はATMじゃない」

そんな人達に送金するのやめなよ、と言ったら「もうやめたよ」とアンドレアさんは言いました。

Money


故郷に帰って親戚やら家族にお金の無心をされたら、また渡してしまう。日本にいる間、頑張って働いて、生活をこれでもかというくらい切り詰めて貯めたお金があっという間に消える。顔を見れば可哀想になるけど、もう自分の肩の荷を下ろしたい。ずっと一人で背負ってきたんですものね。

「日本で死にます」

日本に出稼ぎに来ているフィリピン人のほとんどは、頑張ってお金を貯めてフィリピンに家を建て、余生はそこで暮らすことが夢です。だけどアンドレアさんは「私はフィリピンに帰らない。だって貯めたお金をまたくれくれって言われるんだよ。だから日本で死ぬ」と言います。
だけど今から5年経っても同じことを言っているかどうかはわかりませんよ。年老いたら、やはり祖国が恋しくなるかもしれません。たかられてもいいから帰ろうかな、と考えが変わるかもしれません・・・。

バルゥ(バロゥ):フィリピンのストリートフード。行商が売りに来ます>>【閲覧注意】血管?羽?いや、さすがに羽までは・・・生えていた! - 横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア


アンドレアさん登場記事:国籍を問わず、多くの人に愛された・認められたフィリピン人従業員 - 横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア