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横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア

横須賀基地で働く日本人にとって残された道は、彼らとの共存しかないのか・・・

こんなフィリピン系アメリカン二世はつきあいやすい white washed Filipinos

ママはフィリピーナシリーズその3

フィリピン系アメリカン二世の特徴(横須賀基地のUS Navyとその他一部) - 横須賀基地の裏キャプテン フィリピーノ・マフィアという記事に出てきたフィリピン系二世とは正反対のタイプについて書きます。
どういうタイプかというと

  1. フィリピンというルーツに異常な誇りを持っていない。かといって恥じているわけではない。フィリピン人というものを客観的に見ている。
  2. 同胞意識がまるでないせいか、フィリピン系同士で群れない。友達は白人、黒人、ヒスパニック系や他のアジア系など非フィリピン系も多い。恋人や配偶者ももちろん非フィリピン系。

という二世達です。

White washed Filipinos  タガログ語を話せるのに話さない二世

1,2が両方あてはまっていたジュリー(仮名)という女性を知っているのですが、タガログ語をまっったく話さないのです。完全にwhite washed Filipino(自分のルーツを恥じたり捨てたわけではないけれど、欧米文化に同化しきっているフィリピン人)です。
フィリピン人やフィリピン系アメリカ人達は同胞意識が強いから、同胞を見つけると知り合いじゃなくても嬉しそうに挨拶します。ですからジュリーが業務で私が働いていた施設に来た時も、当然私のフィリピン人女性の同僚がまるで自分の娘に接するかのように嬉しそうにタガログ語で話しかけました。

するとジュリーから返ってきたのは、アメリカで育った人にはあたりまえのアクセントのまったくない英語で、しかもフィリピン人女性を突き放すかのように冷たく早口で返したのです。そして業務のことで質問があると、フィリピン人女性ではなく私に聞いてきました。

私の同僚であるフィリピン人女性は寂しそうに、残念そうに日本語で私にこう言いました。

「彼女、タガログ語はわかってるけど、話したくないみたい」

いつかはフィリピンに家を建てる。そこでのんびり暮らすんだ!
それまでは日本で頑張って働いて、寄生虫達に仕送りをしながら、骨の髄までしゃぶられて・・・・そんな風に生きてきた者同士、傷の舐め合いができる、支え合える、称え合えるはずのフィリピン系なのに、今の若い子達にはそういうものがないのねと寂しくなるのも無理はないでしょう。

私の想像ですが、ジュリーはアメリカで生まれ育っていますから、おそらくフィリピン人がアメリカではどういう存在なのか、客観的に見てしまっているのではないでしょうか。
「フィリピン人ってこういう人達なんだ」「こういう風に見られているんだ」という風にわかってしまう時が必ず来るというか、嫌でも目に入ってくる現実ってあるじゃないですか。その結果、自分とフィリピンを完全に切り離して、アメリカ人として生きていきたいと思う人がいてもおかしくないのです。
またメインブログの横須賀基地は兄弟・姉妹だらけ。それでもいいんです。誰でももともと誰かのお古ですもの。 - Inside the gateという記事に登場したジャネットも、つきあいやすいフィリピン系アメリカン二世でした。

フィリピン人ネイビーワイフを嘲笑するフィリピン系二世

彼女は同胞意識こそ持っていましたが、それは日本人や非フィリピン系アメリカ人をはじくほど強くないものでしたし、アメリカ人として生まれ育っているため、永住権目当てでアメリカ人男性と結婚する必要がないわけです(ご両親が頑張って移民したおかげです)。
そんなジャネットは、ロゴだらけのブランドバッグを持って大きなサングラス(後述)をかけたフィリピン人ネイビーワイフ軍団の真似をして撮った写真を、パロディとしてフェイスブックに投稿したことがありました。
「これで私もフィリピン人ネイビーワイフっぽいかしら?」というひとこととともに。

ということはジャネットの友達には、パロディの対象になるようなフィリピン人=がつがつしているフィリピン人、したたかなフィリピン人がいないということです。もしもいたらその画像を見て不快な思いをしますよね。そういう心配がないからこそ、こんな自虐的な画像を投稿できるのです。
そしてジャネット自身「私はそういうがつがつしたフィリピン人じゃないの。アメリカ人として生まれ育っているの」と声を大にしなくても、それが自然と伝わる人でした。
だからこちらの警戒心も緩むんですよ。つきあいやすい。

大きなサングラス:米軍兵士やシビリアンと結婚にこぎつけたフィリピン人女性は、なぜか大きなサングラスをかけて誇らしげにしている人が多い。

 

ママはフィリピーナシリーズ その2:【横須賀基地あるある】ママはフィリピーナ こんなハーフはつきあいやすい - 横須賀基地の裏キャプテン フィリピーノ・マフィア