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横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア

横須賀基地で働く日本人にとって残された道は、彼らとの共存しかないのか・・・

「地方のフィリピンパブは儲からない」は思い込み

フィリピン人から見た日本(人)


日本各地のフィリピンパブを転々とし、現在は横須賀に暮らすフィリピーナの知り合いにきいてみました。

「今まで住んだ中で一番よかったところはどこ?」

私はてっきり「横須賀。暖かいし、雪降らないし、適度に便利だし」って言うと思ったんですよ。そしたら違いました。彼女が住んだことがあるのは青森、岩手、静岡、佐賀、栃木、そして横須賀に辿り着いたわけですが、一番よかったところは・・・・・

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(ドラムロールの音)



岩手だそうです。

http://www.flickr.com/photos/14665421@N00/5447176307

photo by jasohill

好きな理由は「空気、食べ物が美味しかったから」。また、関東に出てきた頃、岩手の言葉が抜けなくて「あなた本当にフィリピン人?」ときかれることもあったそうです。

例:「どこに行くの?」→「どこさ行くだ?」

娯楽が少ない田舎だからこそ、フィリピンパブに客が来る

彼女だけではなく、岩手のフィリピンパブで働いていたことがあるっていう女性の話は結構聞きます。そこで私は彼女達にこう聞いてしまうのです。

「田舎のフィリピンパブってお客来るの?田舎って人そのものが少ないでしょう」

ああ、これもまた私の思い込み。彼女達いわく「田舎だからこそ来る!」んですって。

「市役所の職員の団体とかね、あとは佐賀だと漁師さん達もいたしー、それから一番すごいのはお坊さん達!!!お金もいっぱい使ってくれる!」

なるほど。確かに都会ならフィリピン人の数そのものが多いから「ああ、フィリピンパブね」って感じで希少価値はないけど、フィリピン人が少ない田舎ならまだまだ珍しい存在ですよね。そして「羽目をはずせそう」とか「明るく楽しめそう」っていうイメージがあるでしょう。そして明るく楽しんでいるうちに、財布がすっからかん・・・。それでもまあしようがないかと思わせてくれるタレント達。


彼女達と話していて感じたことなのですが、日本人、フィリピン人という風に国籍に関わらず、水商売で稼ぎまくる女性はやはりプロに徹しますよね。冷たいくらいに。
だからどんなに気持ち悪いおっさんとか、客じゃなかったら口もききたくないようなやつでも上手にあしらうことができる。

「仕事だもん」

そして仕事だから・・・と嫌々やりながらも、その中からどうやったら少しでも小さな精神的で客をあしらえるか、学んでいくのです。

「客に言われた。『君、肩もみうまいねえ。マッサージもお願いしていいかな?ホテルいかない?』だから私、こう言った。『いいよーおにいさん。でも私と一緒にホテルに行ったら、もう奥さんのところに返さないからね!』そしたらその客、ホテルに行こうっていうのやめた(笑)」

ホテルに行こうという誘いに対しても、客に不快な思いをさせることなくNo.という方法など、彼女達はノウハウ本に頼ることなく自分達の経験から学んでいくのです。どのくらいの速さで吸収し、またちゃんとそういうことが積み重なっていくかどうかっていうのも、日本人同様個人差があるでしょうね。向き・不向きはありますよ。

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