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横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア

横須賀基地で働く日本人にとって残された道は、彼らとの共存しかないのか・・・

フィリピーナに人気があった日本人男性従業員はこんなタイプでした

 
フィリピン人女性達に人気がある男性・・・どうせ「金がある男が好きなんだろ?」って思うでしょう?
だけどお金はないよりもあったほうがいいに決まっているのは、フィリピーナでも日本人女性でも同じですよ。お金の話は今日は置いておいて、フィリピン人女性従業員達に人気のあった日本人男性従業員のお話です。

フィリピーナ達は常に「最新トレンド」の外側にいる。トレンドを追いかけていない。

日本で暮らすフィリピン人の間では、日本のように流行がめまぐるしく変わらないというか、そもそも流行がなさそうです。常に「男は男らしくシンプルに、女は女らしく=わかりやすいセクシー」という感じ。そこらへんはラテン系だなぁと思います。

さて、彼女達に人気のあったその人は、Aさんという40代後半の男性でしたが、とにかく格好よかったです。スタイルが確立されているんですよ。無理をして若作りしているタイプとは大違いで、ちゃんと年相応の魅力がある人でした。そしてとてもセクシーだったのです。
イケメンスポーツ選手でそっくりな人がいるのですが、その選手の名前をあげると確実に個人の特定につながるので書けないのが残念です。寡黙で必要最低限しか喋らないんだけど、声がセクシーなので喋っているのを聞くとぞくっとしました。

ある日私が一人で休憩していると、レオノア(登場記事)が向かいに座り、二人で雑談をしていました。すると彼女が突然こういいました。

"I have a crush on someone...."
「私、恋しているの・・・」

そして顔をあからめて照れ笑いしました。彼女がフィリピンパブ勤務時代に彼女のこんな表情を見たおっさんは、一人もいないだろうと確信しました。
レオノアは既婚者(一回目は日本人男性、二回目は本気で愛したフィリピン人男性でとても大切にしていた)でしたが、ここで彼女が言っていたcrushは、職場の目の保養というか、結婚生活が幸せだからこそ、先がない=何かが起こることはありえない、それゆえに日常生活にちょっとした彩と潤いを与える完全な擬似恋愛でした。


「crushって・・・誰?」

「Aさん」

Aさんといえば、レオノア以外の隠れファンも多かったのです。
フィリピーナ達が「Aさんは絶対上手だと思う」(何が上手なのかはご想像のとおりです)と騒いでいたので「じゃあAさんに言っておくよ。あなた達が『上手そうだ』って騒いでたって」と私がいうと、彼女達は「やめてよ!」と顔を赤らめていうのです。
フィリピンパブでどんなに金を使ってもこういう表情を見れない人もいれば、びた一文払わなくても、彼女達にこういう表情をさせて、きゃーきゃー言われる格好いい男性もいる。やはりこの世の中は、少数のいい男達が女達を束でごっそり持っていく世の中なのです。

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Aさんは仕事に対して厳しい人でしたから、相手が女性従業員でもはっきりと苦言を口にする人でした。もちろんフィリピーナ達に対しても。それすらフィリピーナ達は「Aってやっぱりかっこいいーーーーー!男らしい!!!!」と言って騒いでいました。
怒られてもめろめろ。重症ですな。

 

従業員達皆で飲んだ時に見た光景は今でもよく覚えているし、今でも笑えます。
レオノアをはじめとするフィリピーナ達は、お酒の力を借りてAさんと色々話したかった(可愛いよね)。私達が働いていた施設は、サービス業でしたから、従業員同士はこんな時でもないとゆっくり話す時間がなかったのです。だから彼女達は、最初はおとなしくしていましたが、しばらく経つと各々の席を離れ、Aさんの周りをがっちり固めてボディコンタクトを始めました。もうここぞとばかりにAさんに触りまくって争奪戦です(笑)。
この時なんと、Aさんは突然レオノアのお腹の肉をつかんで(厚さは10cm近くあった)「おまえ太ったなー。昔は綺麗だったのにな」とまあなんとも女心を無視した発言をなさいました(笑)。
それを言われてレオノアは真っ赤になり「なんでそういうこという!」と憤慨していましたが、翌日から本格的にダイエットに取り組み始めました。やはり恋の力ってすごいですね。これは万国共通ですよ。

フィリピンパブ時代、色恋営業では決して見せることのなかった一面

彼女達のいつもとのギャップを見ていて、彼女達の遅れてやってきた青春を見た気がしました。

ずっと母国で暮らす家族に送金し続けられるよう日本で稼ぎ続けるために、女の部分を犠牲にしてきました。女というのは武器として使うものであって、それ以上でも以下でもない。
彼女達は普段、決して自分からAさんには話しかけませんでした。恥ずかしいからです。その様子と、この飲み会での様子のギャップを見ていたら、彼女達は今、やっと「人並みの恋愛」を楽しんでいるんだなぁと思ったのです。女であることを純粋に楽しんでいる。皆不器用すぎて、とても可愛かった。擬似恋愛であれ、彼女達がずっと忘れていた恋心のようなものを取り戻しているように見えて、ちょっとまぶしかったです。

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