横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア

横須賀基地で働く日本人にとって残された道は、彼らとの共存しかないのか・・・

NEXにフィリピン人を連れて行った人から聞いた話 

まずフィリピン人にとってのNavy Exchange(NEX)をしなくてはいけませんね。
彼女達にとって、NEXはまるで「セレブがお買い物をする場所」なのです。この場合のセレブは、英語の"celebrity"本来の意味ではなく、日本人が意味を変えて使っている安っぽいセレブの方ですよ。

111008-N-IO627-013.jpg

これといってすごく魅力的なものが置いてあるわけではありません。取り扱われているブランドにもごく限りがありますし(だからバッティングはよく見かけられます>>メインブログにて紹介しています バッティング天国・横須賀基地 - Inside the gate)、商品の質がよいわけでもありません。だけどなぜか横須賀のフィリピン人従業員達は、NEXを目指すのです。
職場でのお昼寝用のブランケットも、日本のお店でいくらでも安くてそこそこよいものが手に入るのに、なぜかNEX.....
だけどNEXでの買い物は非課税でできるため、日本政府に納税している人間は買い物ができません。日本に不利益をもたらすと考えられるからだそうです。だけど入店は許されています。
よってどうしてもセレブなNEX(笑)に入って買い物がしたい場合は、米軍関係者あるいはその扶養家族に入れてもらって、彼らに支払ってもらう必要があります。

「1セント、1銭でも損したくない」フィリピン人とその腰巾着みたいな日本人女性

知人女性ダニエラ(仮名)が、フィリピン人女性ノーマ(仮名)と、その腰巾着みたいな存在の日本人女性まゆみさん(仮名)をNEXに入れてあげた時の話です。
NEXではもう円が使えないし、そもそもノーマとまゆみさんは、日本政府に納税していますから、NEXで自分で買い物することが許されていません(ノーマは日本人男性と結婚している)。
ではどうするかというと、まず自分が欲しいものを選び、その分のお金(ドル)をダニエラに渡して、ダニエラに支払ってもらうか、後で返します。

ドルを持っておらず、後で返す場合、常識がある人ならその日の基地内でのレートで円に換算をして返すわけですが、常識に加えて最低限の礼節のある人なら「今日はNEXに入れてくれてありがとう」と感謝の気持ちを込めて、きりのよい数字に切り上げて返します。
例えばショッピングにかかったお金=ダニエラが立て替えてくれたお金が$35.85だったら・・・

35.85x115(←その日の横須賀基地内の円レート)=4122.75円

≒キリのよい数字 4.500円に切り上げ

て返すとかね。だってダニエラにしてみれば、NEXなんていつでも来られる場所なのに、この二人のショッピングにつきあうために時間を割いてあげたんですよ。
それにこういう時に多く返しておけば、またNEXに入りたいなぁという時に、ダニエラだって気持ちよく連れて行ってくれるじゃないですか。ところがノーマはこう言い出したのです。

「ドルに替えてから返してもいい?」

ノーマの指人形のような存在であるまゆみさんは、彼女の隣でダニエラと目を合わせないようにしているだけ・・・。

ダニエラは「はぁ・・・これからまたラッキー商事まで歩かされるのか」と思ったそうです。この時点で恩を仇で返すようなことをしているノーマ。
横須賀基地内の娯楽施設では、円⇔ドルの両替サービスは2015年7月末で終了していますから、ベースの外の業者を利用するしかないのです。

そして次にノーマがしたことは、基地内で働いている友人に電話をかけることでした。その日の基地内のレートを確認するためです。

1899 Yen Japan

実は基地内(オンベース)のレートは、基地の外(オフベース)の業者や銀行に比べて、ドルが若干強いのです。
ですからノーマのように円をドルに替えて返す場合、少しでも自分に有利なレートでドルに替えて返したいのです。
そしてそのほんの数ドル数セントの違いのために、ダニエラさんをラッキー商事まで歩かせて若干自分に有利なオフベースのレートでドルに両替して、ダニエラさんにきっかり返しました。


ただしフィリピン人が皆こういう失礼なことが平気でできる人とは限りません。例えば私の知り合いは「マリア、NEXで〇〇買ってきて」と頼むとしますよね。で、私が買ってくると「お釣りはいらないよ」と言って多めにくれます。手数料という名の交際費は、よい人間関係を持続していく上の潤滑油です。この潤滑油をケチる人は、お金はたまるけど友人は去っていくでしょう。

便利に使える人とそうでない人を見分けて利用するフィリピン人

ダニエラさんからこの話を聞いた時、なんて礼儀知らずで図々しいやつらなんだと思うと同時に、きっと彼女は便利に使っても大丈夫な、お人好しオーラを出してしまっているのだろうと思いました。
ノーマはダニエラさんに、こういうことを2,3回したことがあるとのことでしたから、うまく利用されているんですよ。Noと言えないのは人は、日本人だけでなくアメリカ人にもいるのです。
「いいように利用されているだけだから、もう今後はおつきあいをやめたら?」と私からアドバイスしました。それ以来もうダニエラさんはノーマとも腰巾着とも連絡をとっていないそうです。
横須賀基地で勢力を持つフィリピン人の腰巾着になることを決めた日本人女性については、また別の記事で書こうと思います。

関連記事:フィリピーナはロゴ地獄がお好き - 横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア