横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア

横須賀基地で働く日本人にとって残された道は、彼らとの共存しかないのか・・・

フィリピンパブ嬢にはまってしまう気持ちが少しわかる

女の私から見ても「フィリピンパブ嬢にはまってしまう気持ち、ちょっとわかる」と思うことがありました。

キャラクター/イメージとのギャップや、人知れず努力している姿が垣間見られた瞬間

フィリピンパブ嬢達は南国特有のイメージもあってか、明るくてからっとしているイメージがあります(そしていつのまにか財布が空にされている)。実際には結構じっとりしていますけどね。まあその詳細は他の記事で書いていますからそちらに譲るとして、そのイメージとのギャップや、フィリピンの家族を支えるためだけに来日して、人知れず努力している姿を連想させられると、女の私もちょっとぐっと来ました。
私がまだベースで働いていた頃、イベントでバンドが来ることになりました。会場をセットしてバンドの登場を待っていた間、フィリピン人女性従業員にこう声をかけました。
「バンド、なかなか来ないね。こうやって待っている間もったいないから、あなた何か歌ってみてよ」
するとそのフィリピン人女性はマイクの前に立ってそれを握ると、なんと山口百恵さんの「いい日旅立ち」の歌いだしを真似だしたのです。

目も顔もまん丸の子供っぽい彼女は、この歌を歌いだした瞬間まるで人が変わったようでした。これは男性だったらやっぱりくらっと来るだろうと思いました。
「フィリピンパブで働いていた時にね、日本の歌いっぱい歌ったから色々知ってるよ。昔の歌の方がいい歌が多かったと思う。今の日本の歌、あまり好きじゃない」
美空ひばりさんの「川の流れのように」も好きだと言っていました。彼女達に共通しているのは、メロディーの美しさだけではなく、日本語の歌詞を理解できているからこその「好き」なんですよね。
ギャップだけではありません。これらの歌を歌えるようになるまで、結構努力しているはずなのです。パブに来るお客さんに楽しんでもらう→お金を落としてもらう→家族に送金できる。家族のために人知れず努力している姿を想像すると、保護本能をくすぐられるでしょう。「ちょっとチップはずんじゃおうかな」って。
お金を使った側も気持ちよくなるなら、win-winです。だからお金を使ってから文句言わないでください。格好悪いですよ。

 

いい日 旅立ち

いい日 旅立ち

  • 山口百恵
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

在日フィリピン人女性は、水商売と素人の女性の垣根がない

フィリピンパブ嬢にはまってしまうもう一つの理由として、日本人のホステスと違うということがあげられます。
例えば日本ですと、「あの子は水商売向きだよね」という風に、ずっと男を食い物にして生きていきそうな人が水商売の世界に残ります。ホステス向きの女性と、そうでない女性の境界線がはっきりしている。だから自分で望んだ結果として水商売をやっている。
でもフィリピン人の場合、水商売に向いているかどうかは関係なくて、来日したらパブしか働く場所がなかったという女性が多いのです。選択肢が限られているゆえに、まっったく水商売に向いていない女の子でも無理して頑張っていたりするのです。もちろん中にはホステスになるために生まれてきたんじゃないかというくらい、男性をその気にさせるのが上手な子もいますが、多くのフィリピーナ達は自分で望んでパブで働いているわけではありません。この素人っぽさに男性はほっとするんじゃないかな。

タレントとして来日するフィリピーナ達はXXXXで覚える

フィリピーナ達はホステスという言葉を使わずにタレントという言葉を使いますが、彼女達はカラオケで日本語の文字を覚えるそうです。カラオケの曲に合わせて流れる映像の字幕は、色が変わっていくじゃないですか。あれが便利なんですって。
ちなみに少し話は変わりますが、私が以前一緒に働いていた50代のフィリピン人女性がシステムを誤操作しそうになった時、私が山口百恵さんの「プレイバックpart2」という曲の「ちょっと待って♪」という歌詞の部分のメロディーを真似て、制止したのです。

実際の歌詞

 

バカにしないでよ そっちのせいよ

ちょっと待って

プレイバック プレイバック

今の言葉

プレイバック プレイバック


そして私が「ちょーっと待って」と歌った次の瞬間、その同僚から「プレイバック♪プレイバック♪」と返ってきたんですよ。もちろん誤操作も未然に防ぐことができました。

「すごいよ!山口百恵さんの歌、よく知ってるね!」

「だーってタレントの時散々歌ったもん。フィリピーナのタレントはカラオケで日本語を勉強するんだからさ」

皆やっぱり努力しているんですね・・・。

関連書籍